最高の人生の見つけ方~The Bucket List~を見て考えた恋愛における成功とは?

f:id:NO-BODY:20180608230206p:plain

 

『The Bucket List 最高の人生の見つけ方』を見た。

“The Bucket List(ザ・バケットリスト)”というのは日本語訳で“棺桶リスト”という意味だ。

 

癌の末期で余命を宣告された二人の老人が、死ぬまでにやりことのリスト(バケットリスト)を作り、二人で次々と達成していくというストーリーだ。

 

死への向き合い方を題材にした時点でお涙頂戴で、それだけではなく細かい設定や演出、ビジュアルも非常によくできていてこの映画を見るだけであなたの1日はより上質な1日になるだろう。

 

ネタバレになるので詳しくは言えないが、「世界一の美女にキスをする」というリストがあんな方法で達成されるとは・・・個人的にナイスな演出だった。

 

さて、映画の感動を語りつくしたいのは山々だがそれは数多くある他の映画レビューサイトに譲るとして、このブログでは恋愛での成功というテーマをもとにこの映画の内容について考えてみたいと思う。

 

 

パートナーがいない人生はどうなのか?

 

 本映画では二人の主人公がいるが、片方の主人公のエドワードには、妻がいない。

 

正確には過去4回結婚して全て離婚している。

 

彼曰く、誰かと一緒にいるのも良いが、独りでいるのも好きなのだと。

 

彼は大富豪で、リストをこなすためのどえらい出費をすべてまかなうことになるのだが、その中で結婚をする、というリストがなかったところを見ると、彼は本気で妻がいない人生で良かったようだ。

 

この辺りは個人の価値観によると思うが、多くの人はやはり、妻がいる人生の方が幸せだろうと思う。

 

生物の根本的な欲求は生存と種の保存なわけだし、種の保存には妻がいないと始まらない。

 

しかし、ライフスタイルの多様化が進む現代で、一生独身という価値観も少しづつ増えていっている。

 

死ぬ時に妻や子供がいない寂しさに耐えられる人は、一生独身なのも自由で良いのかな、と思ったりもする。

 

何より、何も気にせず一生女性遊びができるのは大きな魅力だ。

 

 

家族に愛され献身的な妻に看取られ生涯を終える

 

金持ちで派手好き・遊び好きなエドワードとは対照的に、もう一人の主人公、モーガン・フリーマン演じるカーターは信仰心が強く、寡黙で博識で自制心が強い、人格者の鏡のような男だ。

 

彼は献身的な妻を持ち、多くの家族に温かく見守られながら生涯を終える。

 

多くの人が求める理想的な人生の終え方なのではないだろうか?

 

かの経営思想家ドラッカーは、多くの子供がいることが人生で一番の成功だと言った。

 

カーターの生き様を見て、金持ちになんかならなくても、普通に生きて普通に子供を産んで、愛し愛され死んでいくのが一番幸せなんだ、と安心した人も多いのではないだろうか?

 

そう、彼は慎みを知り、自分自身を人格者として律し、色んなことも我慢してきたおかげで妻や子供に心から愛され、幸せな気持ちで死んでいくことができた。

 

世の中、辛いことや我慢しなければならないことも多いけど、いい人間でいれば幸せに死ぬことができるんだ、と。

 

そう、思わせてくれるのがカーターの生き様だった。

 

 

しかしカーターは妻への愛情を失っていた

 

しかし、実は映画の途中、カーターが妻への愛情を失っていることに気づくという描写がある。

 

最終的にはその愛情も、バケットリストを達成する旅の中で取り戻し、めでたしめでたし、となるのだが、彼ほどの人格者でも、妻への愛情を失ってしまうことがあるというところに人間の深い悲しみがある。

 

結婚したての頃は、カーターも妻を心から愛していた。

 

しかし、45年以上の時を経て、その愛情はすっかり消え失せてしまっていた。

 

そのことに気づいた彼は、一種の自責の念に駆られているようだった。

 

最終的に愛情を取り戻したものの、どんな人格者でも、恋心や愛情だけはコントロールできないのだと思い知らることとなった・・・

 

 

もし、恋心を自由にコントロールできるとしたら・・・??

 

ではもし、恋心を自由にコントロールできるとしたらどうだろう?

 

 誰もが、結婚した相手と一生愛し合い死んでいきたいと思うだろう。

 

しかし、相手に愛情がなくなってしまえば、それは叶わない。

 

失ってしまった自分の恋心を取り戻せたら・・・??

 

さらには、妻の恋心も一生燃え続けさせることができるとしたら・・・??

 

もしそれができたら、妻を一生愛し続けることができ、妻からも一生、愛してもらうことができるだろう。

 

そう、カーターの人生の終わり方のように、愛し愛され死んでいくことができるだろう。

 

もしその方法をあなたが知ることができるとしたら、あなたは知りたいと思いますか・・・?

 

 

その方法をこのブログではお話しています。